風俗嬢の天敵・・・アソコの病気(STD)。
衛生器具をつけていればたいていは防げますが、万一のときは自分の身体は自分で守る!しかありません。
もしものとき知ってて損はない知識をご紹介します。(その5)
非クラミジア性非淋菌性子宮頸管炎(尿道炎)
男性感染者数トップのSTD
女性は子宮入口の管(子宮頸管炎)、男性は尿道に感染(尿道炎)するSTDです。
感染の原因はクラミジアと淋菌以外のブドウ球菌やマイコプラズマ、ウレアプラズマなど多くの病原菌が考えられますが、特定できておらず、まだ不明なことが多い病気です。
男性のSTDの約35%、女性ではクラミジアに次ぐ感染者数です。
感染の可能性がある行為
- 性行為(生)
- AF(生)
- 素股
予防法
コンドーム着用
発症までの潜伏期間
【女・男】1~5週間
症状
男女ともに症状が出ないことがありますが、感染後は確実に身体の内部を蝕んでいくので注意が必要です。
【女】おりものの増加
【男】尿道からのウミ・軽い排尿痛・尿道のかゆみや不快感
治療法・利用期間
投薬治療:処方される薬を2週間服用します
約2ヶ月(薬の服用:2週間)
※正しく服用しないと治っていない可能性があり、投薬治療は2~4週間後に再検査が望まれます。
感染の可能性
大(コンドーム無しのセックスで感染率が高まります)
備考
症状は軽いものの、まだ不明点の多いSTDです。
女性は症状が出にくいので、気づかないうちに相手に感染していることがあるので注意が必要です。
予防にはコンドームが有効です。
ケジラミ症
家族にもうつしちゃうかも~!
病気ではありません。
ケジラミという体長1mm前後の吸血性昆虫が、主に陰毛に寄生して人間の血を吸います。
感染経路は性行為がほとんどですが、接触の多い母子間、また毛布やタオルなどを介して、間接的に感染ることもあるので要注意です。
多くの場合、激しいかゆみに襲われます。
感染の可能性がある行為
- 性行為
- AF
- クンニ
- 69
- 素股
- タオル等
予防法
効果的な予防策はありません!
発症までの潜伏期間
【女・男】1~2ヶ月間
症状
【女・男】激しいかゆみ・下着に黒く小さな点状のシミ(ケジラミの血糞)がつく・陰毛などにケジラミや卵を確認可能。
治療法・治療期間
フェノトリンパウダーやフェノトリンシャンプーを使用
※市販薬(スミスリンパウダー、スミスリンシャンプー)として販売もされています
約1ヶ月間(薬の使用:約2週間)
感染の可能性
大(性行為以外での感染は少ないですが要注意)
備考
感染から症状が出る期間が1~2ヶ月と長く、その間に性行為の相手や家族に感染す可能性があります。
また性行為での感染の場合、ほかのSTDに同時感染していることもあるので注意が必要です。
激しいかゆみがあるならばまず検査をしてみましょう。