生きていくうえで切っても切り離せないのがストレスの悩み。ストレスを溜めすぎてしまうと体の自律神経など様々な部分が異常をきたしてきます。体が言う事を聞かなくなる前に、その都度取り除く必要があります。
イライラが募ったときはノンカフェインで体にやさしいハーブティーを飲み、リラックスしましょう。ハーブティにはストレスを抑え、心身をリラックスさせる効果があり女性を中心に愛飲者が増えています。豊富な種類があるハーブティー。オススメをご紹介します。
ストレスって何？
そもそもストレスとはどういう意味なのでしょうか。もともとは物理学の分野で使われていたものでした。物体の外側からかけられた圧力により歪みが生じた状態を言います。要は対人関係などで生じた圧力により心が歪んでしまった状態。と簡単に言うことができます。
ハーブティーはストレスに効く？
ハーブティーは民間療法として古くから使われてきました。病の治療のほか外傷の消毒にも使用。ハーブは風邪の予防や喉の痛みを和らげ、免疫力を上げます。火傷の治療などにも効果的なものがあります。植物としての栄養成分はビタミン、ミネラル、鉄分、亜鉛などさまざまな栄養素を含み、体の不調だけでなく肌のトラブル改善にも役立ってきました。
もう一つ、ハーブティーには芳香成分があります。
香りは嗅覚を刺激し、嗅覚から脳に作用します。脳は自律神経に働きかけ、副交感神経が優位になり、心を鎮めます。結果、リラックスできるというわけです。
オススメハーブと効能
ラベンダー
ほんのり甘い香り。アロマでお馴染みの香りですよね。世代を問わず人気があります。鎮静効果、安眠効果、消化器系、神経性の不調に効くといわれています。
最も効くとされている効能はリラックス効果です。そのほんのり甘い香りで副交感神経を優位にし、不安や緊張、イライラ気分を鎮めます。
カモミール
キク科。可愛らしい白い花弁が特徴的なカモミール。古くから薬草として使われてきました。万能ハーブです。
ハイビスカスのハーブティーには自律神経を整える効能があるとされます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この両方がバランスよく機能することで健康を保っています。ストレスは自律神経を乱しますので、心と体を休ませることも必要なのです。
ハイビスカス
ハイコントラストな赤色、酸味のある風味で知られるハイビスカス。ハイビスカスティーの酸味は実はクエン酸。疲労回復に効果的です。体が疲れきっているときは、ハイビスカスティーの甘酸っぱい風味とまるで南国のような香りを味わいリフレッシュしましょう。
こちらもリラックス作用、安眠に効果があるとされます。興奮状態を鎮めることができます。
シナモン
誰もが聞いた事のある名前だと思います。世界3大スパイスとして古くから親しまれてきたシナモン。甘味があり香り高い風味、特徴あるスパイシーさがあります。リラックス効果のほか、消化促進、風邪予防の効能などもあるとされます。
ハーブティーとして飲むと胃痛緩和に繋がります。胃の消化をたすけてくれます。不快感を取り除き、気分をリフレッシュさせてくれます。
ジンジャー
こちらも消化促進、血行促進の効果に優れています。食材として利用する事はもちろん、ハーブティーとして飲む場合も十分に効能を実感できるでしょう。ピリリとした香りで気分も背筋もすっと伸びます。女性におすすめです。
ハーブティー飲用時に気をつけたいポイント
主にティーバッグとと茶葉の2種類があります。茶葉の場合は水の分量がティーカップ一杯（約120ml）に対して茶葉はティースプーン1～1.5杯。
ティーバッグはカップ一杯に対してティーバッグ一つです。お湯の温度は95度くらいが適切です。
まとめ
日々ストレスというものを溜めこまない。それが健康のためにはとても大事です。ハーブティーを飲む習慣を身につけ、ストレスまみれの現代から解き放たれましょう。
