固形ソープ(石鹸)が小さく使いづらくなってきたとき、みなさんはどうしていますか?
捨てるのはもったいないし、大きな石鹸とくっつけたり、ネットに入れたり…。
結局最後まで使えなくて残ってしまったりしませんか?
そこで今回は、小さくなった固形ソープの再利用法をいくつかご紹介します!
小さくなったソープを大きく復活させる
実は固形ソープは、電子レンジで熱することにより少しふくらみます。電子レンジのマイクロ波がソープの中の分子を振動させ、その摩擦熱で膨らむそうです。そして元より水に溶けやすく、泡立ちやすい柔らかめの石鹸になります。
まずソープを軽く水で濡らし、ラップで巻きます。小さくなった固形ソープをいくつか合わせて、大きいものを作っても良いかもしれません。
そして電子レンジで30秒~1分くらい加熱すると、ソープがふくらみ軟らかくなります。時間はソープの大きさによって調節して下さい。ソープを冷ましたら出来上がりです!
電子レンジに匂いがついてしまったら、アルコールで拭きましょう。
掃除用品として復活させる
容器に入れたぬるま湯の中に石けんを小さく削って入れ、軽く混ぜて溶かします。湯量は、石けん1かけに対して50ccくらいが目安です。さらに湯の量を少なくするとドロドロになったりプルンプルンになったりしますので、色々試してお好みの固さを見つけてみてくださいね。
トロトロになった石けんをスポンジにつけてガスコンロなどをこすり、最後にぬれた布巾でふき取ります。するとコンロ周りの油汚れが驚くほどスッキリ落ちます。換気扇のそうじにも、オススメ
はさみの汚れ取り&切れ味復活
ハサミは、汚れが付いたりすれば、切れ味が悪くなります。石鹸を刃に塗ってください。汚れをとったおかげで滑りがよくなり、切れ味があがっています。
小さくなった石鹸を使ってオリジナル石鹸を作ってみる
【お湯を使って溶かす方法】
小さくなった石鹸を細かく削ってビニール袋に入れて熱いお湯を注ぎ、よく揉む。
型に入れたり、手でこねて好きな形にして二日ほど乾かす。
一緒に香水を入れたり、違う色を混ぜたりして、香りつきやマーブル模様なども出来る
【電子レンジを使って溶かす方法】
小さくなった石鹸をいくつか集め、小皿に少量の水と一緒にいれ電子レンジで約2分。柔らかくなったら、手で形をつくります。固まったら石鹸ができあがり。
香りつきの石鹸がお好みの方は、エッセンシャルオイルを数滴たらすと良い香りの石鹸が出来上がります。
色の違うものをいっしょにして固めるとマーブル模様が楽しめます。
クッキーの型などを使って作るとかわいい形が奇麗に出来ます。
チャコペン代わりに
陰干しにすると、洋裁で布に印をつけるチャコとして使えます。しかも、あとで水洗いするときれいに消えてしまうので便利です。指が当たる真ん中あたりの部分にセロハンテープを貼っておくと、すべらずに作業しやすくなります。
ジーンズの股や膝など、破れやすい場所の布地の裏にあまっている石けんを塗りこんでおくと、摩擦が少なくなってすり切れにくくなるので、ジーンズが長持ちするようになります。
布やガーゼなどに包んでクローゼットの中に入れておけば、洋服や下着などにいい香りがほんのり移ります。コロンや香水などのきつい香りよりも清楚な香りが好きな人にはおすすめ