風俗嬢の天敵・・・アソコの病気(STD)。
衛生器具をつけていればたいていは防げますが、万一のときは自分の身体は自分で守る!しかありません。
もしものとき知ってて損はない知識をご紹介します。(その12)
亀頭包皮炎
女性の菌が男性に移って発症します
セックスやフェラチオ、オナニーなどで亀頭や包皮に小さな傷ができ、そこから菌が感染して起こる炎症です。
包茎の人に多い病気で、亀頭が赤くただれます。
性行為で女性から淋菌やカンジダが感染することによって、症状が出ることもあります。
感染の可能性がある行為
- 性行為(生)
- AF(生)
- フェラ
- 69
- 素股
予防法
コンドーム着用
※女性から男性に感染ります
症状
【男】ペニス(亀頭や包皮など)が赤くなる・ただれ・軽い痛み・かゆみ
原因が雑菌や淋菌の場合:亀頭のカリから包皮にかけての部分が炎症を起こして赤くなり、黄色いうみが付着することがあります。
原因がカンジダ菌の場合:カリから包皮にかけて赤くなり白いカスがたまってかゆみが出ます。
治療法・治療期間
軟膏やクリームを患部に塗布。
原因が淋菌や雑菌の場合は抗生物質、カンジダ菌は抗真菌剤を使います。
感染の可能性
あり。女性から男性に感染します。
備考
原因がカンジダの場合、性行為で女性が男性に菌をうつした可能性が高く、また女性がカンジダ性膣炎であることが多いようです。
治療時は患部を清潔にすることが必要ですが、石けんをつけて強く洗いすぎると症状を悪化させる場合があります。
外陰炎
外陰部の炎症です
外陰部の炎症。
かゆみや腫れ、痛みなどを感じます。
原因は、生理用品や下着の摩擦、不衛生、セックスやオナニーでできた傷などさまざまです。
膣炎と合併して発症することも多いのが特徴です。
感染の可能性がある行為
- 性行為
- AF
- オナニー
- クンニ
- 69
- 素股
予防法
清潔を保つ
症状
【女】外陰部(大陰唇、小陰唇、クリトリス、膣前庭、処女膜など)のかゆみ・腫れ・痛み
原因が膣炎の場合:おりものの増加により外陰炎となります。膣炎の主な症状は、かゆみ・おりものの増加・性交痛・出血など。膣炎は、大腸菌、ブドウ球菌、淋菌、カンジダ、トリコモナスのほか、タンポンや避妊具の出し忘れが原因になることもあります。
治療法・治療期間
産婦人科や性病科で患部を見て炎症の原因を判定します。
感染症の場合は検査で原因菌の特定し、薬の塗布や服用を行います。
おりものの症状がある場合には、その原因となる膣炎も同時に治療します。
備考
清潔を保つことが一番です。
通気性の悪い下着や月経時の血液の付着、膣炎によるおりものの付着を避けましょう。
また、生理用品や下着による摩擦、セックスやオナニーによる傷、刺激の強い洗浄剤でかぶれたりすると、微生物が感染し炎症を起こすことがあります。
セックスが原因で感染した場合は、再発防止のためにパートナーの治療も必要です。