風俗嬢の天敵・・・アソコの病気(STD)。
衛生器具をつけていればたいていは防げますが、万一のときは自分の身体は自分で守る!しかありません。
もしものとき知ってて損はない知識をご紹介します。(その4)
性器ヘルペス
女性STD感染者の約12%がコレ
クラミジアや淋菌感染症に続き感染者数の多いSTD。
あらゆる性行為で、相手の性器、口、肛門などから感染ります。
治療してもウイルスが排除できないのが特徴で、疲れやストレスにより再発する可能性もあります。
一度かかると長いおつき合いになることもあるので注意です。
感染の可能性がある行為
- 性行為(生)
- AF(生)
- フェラ
- クンニ
- 69
- 素股
- キス
予防法
コンドーム着用
発症までの潜伏期間
【女・男】2~10日間
症状
男女ともにハッキリした症状が出ます。
【女】性器付近にかゆみを伴う水疱や潰瘍が発生・太もものリンパ節の腫れや痛み・発熱・激しい痛みの排尿痛
【男】尿道からのウミ・性器付近にかゆみを伴う水疱や潰瘍が発生・太もものリンパ節の腫れや痛み
治療法・治療期間
投薬治療:薬の服用や軟膏の塗布、重症の場合は点滴治療も併用します。
約2週間(薬の服用:5~10日間)
※症状は消えてもウイルスは排除できません。
感染の可能性
あり。症状が出ているときは性行為は避けましょう。
備考
症状が消えても疲れやストレスで再発する可能性のあるSTDなので、治療後は規則正しい生活を心がけましょう。
また、母子感染の可能性があるので赤ちゃんを産む際は医師に相談をしましょう。
フェラチオなどで口へ感染することもあります。
尖形(せんけい)コンジローマ※ヒトパピローマウイルス(HPV)
性器にイボ!女性感染者急中
性器や肛門周辺にニワトリのトサカ(カリフラワー状)もしくは乳頭のようなイボができます。
全STD感染者の5%を占め、特に女性感染者が急増中です。
感染源はヒトパピローマウイルス(HPV)で、良性型(イボができるもの)と悪性型(イボができないもの)に分かれます。
良性型は尖形コンジローマの感染源。
悪性型は子宮頸がんの原因のひとつと言われているので要注意です。
感染の可能性がある行為
- 性行為(生)
- AF(生)
- フェラ
- クンニ
- 69
- 素股
※性行為以外でも、皮ふの傷口から感染することもあります。良性型のHPVが感染源。
予防法
コンドーム着用
発症までの潜伏期間
【女・男】約3週間~8ヶ月間
症状
軽い痛みやかゆみが出る等、分かりやすい症状が出ます。
【女】大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部、肛門内、肛門周辺、尿道などにイボが発生
【男】陰茎、亀頭、包皮の内側、陰のう(玉袋)、肛門内、肛門周辺、尿道などにイボが発生
治療期間
症状により変わります
※治癒後、最低3ヶ月は再発がないことを確認する必要があります
治療法・治療期間
電気メスやレーザーを使う焼却法、液体窒素による凍結療法などでイボを切除。
軟膏を塗布する方法もあります。
治療期間は症状により変化します。
※治癒後、最低3ヶ月は再発がないことを確認する必要があります。
感染の可能性
あり。感染者急増中です。
備考
イボを取り除くことはできますが、現在はそれ以上の治療はできません。
表面上、症状が消えてもウイルスが潜在していることがあり、3ヶ月以内に約25%は再発するといわれています。
治療後も最低3ヶ月は様子を見守ってください。
また、母子感染の可能性もありますので注意が必要です。