タイの伝統工芸
フルーツや、ソープを彫った作品がタイの伝統工芸品にあります。カービングとは、カットや彫刻するという意味。「フルーツカーピング」「ソープカービング」とは文字通り、果物や石鹸の彫刻です。タイカービング、とも呼ばれます。むかし、王室のお妃さまが、タイの王様を喜ばせるためにナイフでフルーツや野菜に美しい彫刻をしたのがはじまりともいわれています。
主婦の習い事で人気!!
フルーツでは、せっかく時間をかけて彫っても残す事ができないため、日本では、ソープカービングが主婦層を中心に主流になっています。見て楽しんだり、香りで楽しむことができ、インテリアやプレゼントにも最適なため、習い事でも人気をよんでいます。
ソープカービングに必要な道具は、石鹸とカービングナイフ。時には彫刻刀も使います。ソープカービングは、カービングナイフ1本のみでほとんど彫れ、場所も机さえあればでき、身近な石鹸といったお手軽さからも人気に拍車をかける理由だと思います。
ソープカーピングの作り方
石鹸は、作られてから時間が経過すると固くなってしまい、彫ることができなくなります。お家にある石鹸で試すには、石鹸をラップでくるんで、電子レンジで5~10秒温めます。加熱で柔らかくなり彫りやすくなります。あとは、カーピングナイフで思い思いに作品を仕上げてください。仕上がりはナイフの使い方次第。練習を重ねたり、いろいろな削り方を経験して素敵な作品を作ってみてください。
削った石鹸のリサイクル
削った石鹸のリサイクル方法は、お茶の茶殻入れに入れてクローゼットや下駄箱の芳香剤に再利用可能です。見た目もきれいで良い香りがするため部屋のあちこちに置きたくなりますね。また、ハーブとともに合わせて一つにして、新たな石鹸として作り変えれます。はちみつとハーブティー、ドライハーブ等を使用し、好みの石鹸にアレンジでき、削った石鹸からのハーブ石鹸が出来上がります!!