化粧水って手作りできるって知ってますか？
手作り化粧水は、市販の化粧水だとお肌が・・・とお悩みの敏感肌の方にオススメです。
お風呂に何度も入って乾燥しがちな私たちソープで働く女性のお肌にも適しています。
手作りの注意点は、作り方ではなく材料です。
少し専門的なのでどこで買えばいいのかも説明しますね〜
化粧水の役割
化粧水の役割・・・それは「水分補給」です。
石鹸で洗った後の肌は、肌に必要な栄養分も一緒に流れてしまった状態で、そのままにしておくと角質層の中にある水分がどんどん出てしまい、乾燥や毛穴の開きにつながります。
それを防ぐためには化粧水で水分補給を行うことが大切です。
化粧水で水分補給をすると角質層の水分が保たれ、乾燥やシワ、ニキビなどの肌トラブルも防ぎ、洗った後のアルカリ性の肌を弱酸性に戻す役割もあります。
手作りグリセリン化粧水
・用意するもの
・精製水
・グリセリン
・100均で売っている化粧水用容器
・小さじスプーン
基本の作り方
１．しっかり洗浄し熱湯で消毒した容器に精製水95ccを入れます。
雑菌が入る原因になるので、容器の口は手で触れないようにしてください。
２．グリセリンを5cc（小さじ一杯）精製水の中に加えます。
３．蓋を閉め、容器を振って中身を混ぜ合わせます。
４．これで化粧水のできあがりです。冷蔵庫などで保管して1週間以内に使い切りましょう。
グリセリン
グリセリンとはアルコールの一種です。
水に良く溶けなめると甘く食品の甘味料としても使用されます。
経口しても無害で人体に影響がなく安全で吸水性が非常に高い物質です。
原液や濃度が濃い状態で肌につけると、肌の水分を吸収し肌が乾燥します。
ただし適度に薄めて使うと、肌の上に水のバリアを保つ効果があるので保湿の約に立ちます。
グリセリンの適度な濃度は5%から10%といわれます。
手作りのいいところは、6月の梅雨の時期には5%、冬の乾燥した時期には10%にするなどして調整がきくところです。
大きめのドラッグストアに行くかAmzonで700円くらいで購入できます。
精製水
精製水とは、ろ過、蒸留、イオン交換、紫外線による滅菌等の精製によって、不純物を取り除いて作った無味無臭の水です。
水道水には塩素（カルキ）が含まれています。
山の湧水などの天然水にはミネラルが含まれています。
精製水にはそのような物質が含まれていないので真水状態の水なのです。
コンタクトレンズの保存液で使われています。意外に身近に使われているんです。
こちらもAmazonでポチれるし、ドラッグストアのコンタクトコーナーでも売っています。
値段は安くて500mlボトルで100円程度です。
精製水ではなく水道水を使って化粧水を作ると、敏感肌の場合塩素にかぶれたり、ダメージを受けてしまうこともあるので精製水を使うようにしましょう。
精製水の欠点は、塩素消毒がない分、雑菌が繁殖しやすいので取扱時には、手を綺麗に洗ってから扱うなど保存のしかたに注意が必要です。
手作りグリセリン化粧水バリエーション
精製水とグリセリンの他に、いろいろな成分を加えることでより効果の高い化粧水を作ることができます。
クエン酸（爪楊枝の先ににほんの3ミリほどの分量）
弱酸性の化粧水になり、肌にやさしく低刺激な化粧水になります。
エタノール
肌につけた時の使用感がさっぱりし、多少の保存も効くようになります。
尿素
老廃物を除去する役割があり、古い皮膚などをはがしてくれます。
ヒアルロン酸
保湿うるおい成分効果が非常に高く美容液にも適しています。
これらすべてはドラッグストアで購入可能です。
店舗に在庫がない場合は取り寄せてもらいましょう。
手作りグリセリン化粧水の保存
雑菌が繁殖しやすいので冷蔵庫などで1週間を目安に保存しまいましょう。
古くなると雑菌入りの化粧水を肌につけることになり肌荒れにつながりますので、少量を作り１週間で使い切るようにしましょう。
保湿液として、体のどこにでも利用できるし、たくさん使っても害がないので空いた時間にどんどん使っちゃいましょう。
