風俗業界では数多くのジャンルが存在しますが、
中でも「風俗の王様」と称されるジャンルが、この「ソープランド」。
今回はソープランドについてのお仕事について解説します。
名称について
ソープランド以外の名称は以下のようなものがあります。
1.ソープ
2.個室サウナ
3.特殊浴場
4.トルコ風呂(ソープランドの起源となる名称)
特に知っていたからといって、何があるわけでもないのですが
業界用語として頭の片隅にいれておく程度の知識です(^^;)
少し面白いのが(4)のソープランドの起源となるトルコ風呂については、
昭和26年に東京の銀座にオープンした「東京温泉」が最初で
その時はまだ服を着た女性がマッサージをしてくれる程度のサービスだったそう。
その後、昭和33年以降から性風俗としての変化を遂げていったみたいです。
※上記にある変化の中で「トルコ風呂」という名称が生まれたのには諸説あり
そもそもトルコ風呂がなぜソープランドの起源となったか!?
それは、読んで字のごとく「トルコ」という名称に問題があったのです。
なんせ国名ですからね(^^;)もちろん当時の要人たちが許可をもらうわけもなく
憶測ではありますが、ほぼ勝手に名付けちゃった感じなのでしょう。。。
それを知った(日本の大学に留学中の)トルコ人ヌスレット・サンジャクリ氏が
「祖国のイメージが悪くなるから、ダメ!」とこんな風に言ったかどうかは別として
その主張は拒みようがなく、急きょ名称の見直しが必要となったわけです。
そこで、特殊浴場協会が新たな名称を公募したところ以下のようなもの名称が集まりました。
「ロマン風呂」 確かに男のロマンが詰まってるけども。
「ラブリーバス」 女の子的にはアリかも(笑)何だかカワイイ!
「浮世風呂」 何時代だよ!
とまぁ、こんな感じで約2000通もの応募があり、その中から会社員の方の応募で
「ソープランド」を採用したということです。
当時は、聞きなれないせいからか働く女性からも「違和感がある」などの声もあったそう。
今となっては、ほとんどの方が「風俗といえばソープランド!」というくらいの
認識ですから、時が経てばなんでも定着してしまうものなのかもしれませんね。
しかし、風俗のジャンルの名称が公募で決まるとはなかなか意外なお話ですよね。
ちょっとした雑学として覚えておくのもいいかもしれません(いるかな…)